まんまるうさぎ

シンドローム

2012年  【全20話】

韓国病院の理事長の娘(ウニ)は、脳腫瘍に冒され手術が必要となるが
後遺症を最小限にするため、覚醒手術(意識がある状態で手術をする)
を選択する。執刀医は、脳外科教授の夫(チャ教授)。
結婚前、ウニには付き合ってる外科医(ソンジュン)がいたが、父の陰
謀で、別れさせられた。(今もソンジュンの事が忘れられない)
チャ教授も恋人(ヒヨン)がいたが、出世のためにヒヨンを捨て結婚。
結婚後、ウニはソンジュンの子供を妊娠している事に気付き、離婚しよ
うとするが、チャ教授に断わられる。子供(ヨウク)をチャ教授の子供
として育てたが、仮面夫婦である。

ウニは手術後、相貌失認になる。今までの記憶はあるが、人の顔を見て
も識別できず、息子や夫の顔も分からない。名前を聞いて認識するしか
ない状態。
「予測不能の事態だ」というチャ教授だが、愛人の麻酔科医(イジュン)
と共謀し、意図的にウニの脳の神経を傷つけていたのだった。
手術の後遺症は夫のせいだと思っているウニは「罪を償うために院長に
なり、私の指示通り動いてもらう」と夫を院長の座に就かす。
チャ教授は「脳地図」を作っていて、脳外科界の勢力図を変えようとし
ていた。脳地図を作るため、貧しい人や身寄りのない人を無料で手術し、
臨床実験をしていた。

ウニ父に陥れられた後、アメリカに渡って医術を磨き、名医になったソ
ンジュンが帰国し韓国病院で働く。ウニへの想いが残っているソンジュ
ンは、相貌失認になったウニを支える。

新人脳外科医のヨウクは、巨大脳動脈瘤の患者(これ以上、症状が好転
しないと思われる患者)を治療しない先輩医師に不審を抱き「治療はし
ないのか」と聞く。「外科医には3つの鉄則がある。『鷹の目、獅子の
心臓、女性の手』大切なのは冷静な獅子の心臓だ」と言われる。
「獅子ではなく人間の心臓が必要。医師として患者に出来る事がないな
ら、人間として何かしないと・・・」と言うヨウク。
患者のために、自分に出来る事を探しています。

ウニは、ウニ父の遺志である「重症患者センター」を設立しようとする
が「利益を生まない事業だ」とチャ教授は反対し、利益を生む「脳疾患
センター」に変更しようとする。
ウニの機転により、2つのセンターを共同運営する事に落ち着いたが、
チャ教授の暴挙を止めるため、ソンジュンに協力を求めるウニ。
そして、ヨウクはソンジュンの子供だと伝えた。

新人脳外科医として採用されたヘジョは、ヨウクと同期になる。
ヘジョは、記憶力に優れ、真っ直ぐな女性。15年前、チャ教授に父の
脳腫瘍手術をしてもらい、感謝し尊敬している。
しかし、父は後遺症で失明(実は、臨床実験に使われていた)

ウニの推薦で脳外科長になったソンジュンは、病院の体勢を変えようと
し、病院内に波乱が起きる。
チャ教授は、ウニの弟(グァンヒ)をそそのかし、兄弟で戦わせて重症患
者センターを潰そうとする。
(グァンヒは父から家1軒しか貰えず、後の財産を全部貰った姉を憎ん
 でいた。なので、チャ教授に協力する)
ウニがなるはずだった重症患者センター長にグァンヒが就任。

助かる見込みが無いお年寄りの患者に、論文を書くために無理な手術を
するグァンヒ。不要な血管内手術で経済的&体力的な負担をかけ、患者
の寿命を縮めてしまった。
手術後、患者は急変してグァンヒに連絡。センター長就任の飲み会に出
席していたグァンヒは「手術日に死なすわけにいかない。明日まで生き
させろ」と指示。死んでいるのに心臓マッサージをしているヨウクを止
めるヘジョ。しかし、他の医者もグァンヒの指示に従おうとする。
(この時のヨウクは、患者を助けたい一心だったらしいが。。。)
脳外科医のチーフ(ウニョン)が来て、家族を呼んで死の宣告をした。
初めて死亡宣告をして落ち込んでいるヘジョを、ウニョンは新生児室に
連れて行く。
「医師は、患者の生と死に両方責任がある。今日のおまえは正しかった」
と褒める。

後日、死亡した患者の遺族が入れ知恵されて、病院に乗り込んで来た。
裁判になると思ったグァンヒはウニに助けを求めるが「今まで何度も助
けているから、これ以上助けれない」と断わられる。
困っていたグァンヒにチャ教授が助け舟を出し恩を売り、グァンヒは麻
酔科長の姉を退任させる。

脳地図を続行するチャ教授は、運動機能障害を起こすルートを確認する
ため、患者を下半身麻痺にさせたり実験を続けている。
その一方、チャ教授が脳の研究結果を発表するとマスコミで取り上げら
れ、チャ教授の手術依頼が殺到。
そんな時「チャ教授は、患者を研究材料に脳地図を作っています」とウ
ニの所に置き手紙が。ソンジュンと相談して、真相を探ろうとする。
ウニは、相貌失認を治すため、効き目も副作用も確認されていない臨床
試験薬を飲んでいるが、副作用のためか、腫瘍が再発してしまった。

患者の事を一番に考えるヘジョは、色々な壁に衝突して悩んでいる。
その姿を見かけるウニョンは気にかかり、度々相談にのる。
次第に、ヘジョはウニョンに惹かれていく。
ヘジョに告白されたウニョンは、心とは裏腹に「勘違いするな」と冷た
くあしらってしまう。
一方、ヨウクもヘジョが好き。ヘジョはウニョンの事が好きだと分かっ
ているが告白。しかし「ただの同期でいたい」と言われる。

ヘジョは、ウニョンが忘れた携帯を渡そうと捜していると、携帯が何度
も鳴り響く。緊急の用事かと思い電話をとると「(ウニョン)母が自殺
未遂した」という連絡だった。息子が勤めている韓国病院に運んでもら
うよう手配したヘジュに、ウニョンは怒る。
昔、ウニョン母とチャ教授は付き合っていて、チャ教授と再会させたく
なかったのだ。そして、自分の存在も知られたくなかった。
ウニョンは転院をさせるというが、救急科医のウニョン友人が、保護者
は自分の名前を使うと提案し、そのまま入院。

ウニョン母は進行の早いアルツハイマーで、最愛の人(チャ教授)を捜
しながら院内を歩いていた。偶然、通りかかったチャ教授が気付き、女
性の事を調べると、昔愛した女性(ヒヨン)だった。息子がウニョンだ
と知り、自分の子供ではないかと思いDNA鑑定して息子と判明。
付き合っていた頃、チャ教授の母が不治の遺伝病(神経線維腫)だと知
っても、偏見なく母を大切にしてくれていた優しいヒヨン。
ウニとの結婚(地位)を選んだチャ教授に対して、ヒヨンは潔く身を引
いてくれる。そして、1人でウニョンを産んで育てていたのだ。
ヒヨンは、ウニョンに父親の事は一切言わなかった。しかし、アルツハ
イマーが進行して、昔の事を話しだし、事実を知ったのだった。
チャ教授に母の事がバレて落ち込むウニョン。
それを知ったヘジョは力になろうとするが「同情は愛じゃない」と言わ
れ突き放される。
「以前、おまえ(ヘジュ)は『この世に独りは無い』と言ったが、間違
っている。仕方無く独りでいる人もいる」というウニョン。
(いつも正しい事をするヘジュに、自分の傍に居て欲しくないと思う。
 自分には、そんな権利はないと思っているんだろうね。)
「チーフと1年次(上司と部下)の関係でいよう」と言われたヘジョは
「これからも、ずっとチーフを尊敬しています」と言う。

ウニに、チャ教授の事を書いた置き手紙をしたのはウニョンだった。
4年前から気になっていたと・・・
チャ教授に復讐するため、ウニ達と一緒に事件を明らかにしようと言う
ウニョンだが、ウニはチャ教授の息子なので信用出来ないという。

チャ教授の愛人(イジュン)の叔父が脳腫瘍になり緊急手術になる。
イジュンはチャ教授に手術を頼むが、センターの開会式で執刀できない
と言われる。せめて脳地図を使わせて欲しいと頼むが、貸してくれなか
った。(臨床実験に協力したのに、裏切られた気分のイジュン)

ウニョンは、ヨウクに「おまえの父が、母とヘジョ父の手術をわざと失
敗させた。患者を障害者にして名声を得た父、その事実を知りながら病
院を存続させるために隠蔽する母、そしておまえは温室育ちの甘ったれ
の息子だ」と話す。
そんな時、ヨウクは患者の診察指示を怠ったと、循環器科の医師に濡れ
衣をきせられてしまい、色んな現実から逃げたかったヨウクは病院を出
て行方不明。
しかし、ヘジョが探し当てて説得。病院に戻って来たヨウクは、チャ教
授の悪事を暴こうとするウニョンの盾(表向き御曹司という武器)にな
ると言う。
ウニョンは、チャ教授に自分を信用させるため、イジュンが持っている
脳地図を貰い患者に手術。失明の臨床実験をしたと父に言うと、その事
実に衝撃を受ける父。しかし、仲間に迎え入れた。
(本当は、患者に失明したフリをしてもらっていた)
ウニは、再発した脳腫瘍の手術をチャ教授が執刀すれば、また違う神経
を傷つけ、後遺症を残すだろうと確信を持っていた。証拠を掴むために
自分を犠牲にしようとする。
まだウニョンの事を全面的に信用できないウニだが、一緒に作戦開始。

そんな時、イジュン叔父が病院内で感染して死んだ。グァンヒの策略で
ニュースになり、執刀医のソンジュンが病院から追い出されそうになる。
チャ教授は、ウニの腫瘍除去手術の時、怒りを制御できないパーソナリ
ティ障害にして精神科病院に入れようと考えていた。
その事をウニョンから聞いたソンジュンは、チャ教授が弄る神経を見付
け、助手をしているヘジョは、神経を傷つけない電気メスをチャ教授に
渡した。

手術後、ウニは怒り狂ったフリをする。
(パーソナリティ障害になったと思っているチュ教授)

ウニョンはヘジョに真相を話します。
「母がアルツハイマーになり、チャ教授が父だと気付いた。臨床実験を
してると分かり、医師としても絶対許せないと思った。お前の父を、父
が失明させたと知り、初めて心が揺れた。真実を隠したいと思った。こ
んな形でお前と出会って残念だ」と言うウニョン。
「チーフは悪くない。何もしてない。罪はありません」というヘジョ。

チャ教授は、ウニョンに脳地図のCDを渡し「ヒヨンに会わせてくれた
ら、脳地図のパスワードを教える」と言う。ウニョンは、母の施設を教
える。パスワードは「カン・ヒヨン」だった。
少し心が揺らぐウニョン。
ヘジョが「脳外科医は誰でもゴッド・シンドロームを経験するとか。脳
外科医の手によって失明する人、記憶を無くしたり障害を持ったり。。。
人の人生を自分の手で決められるって凄いことでしょ。まるで神になっ
た気分で高慢になったり、時には挫折してゴッド・シンドロームに陥る。
私たちの手でチャ教授を裁く事はできないが、犠牲者がたくさんいます」
というヘジュの言葉に、背中を押され、脳地図をソンジュンに渡した。

息子に裏切られたチャ教授は「すべてを譲るつもりだったのに!」と怒る
が「僕はモンスターじゃない。自首して罪を償ってくれ」と言うウニョン。
ヒヨンに会いに行ったチャ教授は、昔の事を思い出し、別れたのは間違
いだったと気付く。
帰り道、対向車のトラックに突っ込み正面衝突して自殺。
脳死状態になった父に「最後まで卑怯だ。俺が誇りに思える姿をみせる
べきだ」と言うウニョン。
ヘジュは「チャ教授の罪を少しでも償うために、臓器提供してはどうか」
とヨウクに提案し「本当の息子のウニョンにも相談するべき」だと言う。
2人とも臓器提供を快諾。

ヘジョは父に「チャ教授がわざと失明させたとしたらどうする?」聞く
と「目は見えなくても、お前の傍で声も聞けるし、手を握って話をする
こともできる」という父。
「復讐するのが普通でしょ?」というヘジョに「誰かに苦しめられたら
同じようやり返すべきだと思うのか?」と言われる。

チャ教授の死により、警察の捜査は中断。ソンジュンは「医師は神にな
った気になるが、違う。脳地図から道を模索してほしくない。もう自分
を憎まずに、好きな道を見つけだすといい」と脳地図をウニョンに返す。
ウニョンはCDを投げ捨てる。
チャ教授の体は、臓器提供の他に、解剖用に遺体も提供した。

ヘジョはヨウクに言います。「一緒に外科医になりましょう。人間の心
臓を持つ血の通った外科医に・・・」と。

ー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー

前、視聴した「ニューハート」では、患者を一番に考える天才医師役だ
ったチョ・ジェヒョンさんが、今回は悪役でした。
とても恐ろしい題材でしたが、なかなか面白かった。
私の希望としては、孤独なウニョンが心を開きかけたのだから、ヘジュ
とハッピーエンドになって欲しかったな〜。


おすすめ度:★★★☆☆
トキメキ度:★☆☆☆☆

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  1. 2014/07/27(日) 13:26:13|
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