まんまるうさぎ

ホジュン~宮廷医官への道~

1999年  【全64話】

父は県監(県知事)だが、母は身分の低い妾。その間に産まれた子(ホ
ジュン)は、蔑まれていた。頭も良いし度胸もあるが、身分差別でやさ
ぐれているホジュンは、中国商人との密貿易に手をかし、その場で取引
される薬剤を自然に覚えていた。

ある日、反逆者だと陥れられた大司憲は、護送中に娘(ダヒ)と逃げ出
した。病気の父をチャン医員に診てもらったダヒは、父の病気を治すに
は中国の薬材を手に入れるしかないと言われる。密貿易商に会おうとし
ていたダヒをジュンが止める。
ダヒ親子を役人が捜しているのを知ったジュンは、ダヒ達をかくまうが、
父は病に倒れて死んでしまう。
ジュンは反逆者に加担し、密貿易をした罪で捕まる。ジュン父は、顔に
泥を塗られ激怒。ジュンも「半端な身分でなければ、こんな行為はしな
かった。愛人の子は私の罪か?」と反抗する。
ジュン父は「人間の価値は、生き方によって決まるもの。身分の上下で
決まるものではない。身分を口実にして人生を無駄にするな」とジュン
とジュン母を逃がします。

辿り着いた先で、ジュン母の体調が悪くなり、ユ医員に診てもらうが、
サッと見ただけで症状を言い当てた医員に感動し弟子にしてもらう。
ジュンは熱心に勉強し、密貿易で覚えた薬材の知識も役立ちました。
ユ医員の息子(ドジ)も医学の道に進んでいるが、科挙(医科)のため
に勉強する。(息子は名声、出世が目的で、内医員に入るため学ぶ)
「医員と認めるのは心医だけ。憐れみの心を持つ医員だけが心医になれ
る」とユ医員は言うが、ドジは理解できない。

一方、急にいなくなったジュンを捜しに来たダヒは病気で倒れる。
ジュン母に、帰る(別れる)ように告げられるが、ダヒに気付いたジュ
ンが引き止め結婚。
秀でた才能を持つジュンは、ユ医員にも認められ異例の出世する。
それを妬んだ仲間から陥れられ、薬草を採りに行った山で、オオカミに
追われ気絶した所を男(グァンイク)に助けられる。薬草の事を知って
いるグァンイクに色々教えてもらいます。
医学に詳しいユ医員の養女(イェジン)は、みんなに陥れられても努力
を惜しまないジュンを陰ながら助ける。
イェジンの事が好きなドジは、イェジンがジュンを助けるのが面白くな
い。何かと対立していきます。

ジュンは、ユ医員から名家の患者の治療を任される。ジュンが訪ねると、
名医のユ医員じゃないとダメだと拒まれるが、説得し完璧な治療で回復。
(ユ医員は、ジュンの腕を信じていました)
妻の病気が回復した主人は喜び、ジュンに「家でも何でも与える」と言
いますが断わる。「何も受け取らないなら、医科に受かるのを手助けし
てやる」と言われ、紹介状を書いてもらう。
それを知ったユ医員は、怒って紹介状を燃やし追放。
「医員が病人を救えば、病人も医員を救う。1人の病人を救うたび、欲
望や邪悪な心から救われる。だが、お前は病人は救えたのに自分自身は
救えなかった。この意味が分かれば、破門の意味も分かるだろう」とユ
医員に言われるが、理解できないジュンは逆切れ。
ふてくされ飲んだくれる日々を送る。ダヒは下働きをして家族を養って
生活。イェジンは、母の形見を売って、米俵をジュンの家に届ける。
(イェジンは、本当に陰ながらジュンを助けるんだよね〜)

堕落した生活をしていたジュンは、サムジョク大師の所で難病の患者を
診る。そこで、グァンイクと再会。
科挙があるという噂を聞いたサムジョク大師は、ジュンに受けるよう勧
めるが断わられる。大師に「薬材倉庫にある薬材を研究をして、自分の
夢を成し遂げて欲しい。多くの民を救いなさい」と言われ、ジュンは受
ける事に。

科挙を受けるために泊まっていた宿に「病人がいるので診て欲しい」と
病人の家族が来ます。医術の心得のある者が数人いるが、試験のために
往診できないと断わる。ジュンが申し出て、往診に行きました。
医者に診てもらえない患者がどんどん増えていき、出発時間ギリギリま
で治療したジュンは、道案内の男と一緒に発つが、勝手に男の家に連れ
て行かれ、病気の母を診るよう頼まれる。試験に間に合わないジュンは
断わるが、男の母が血を吐いて倒れた。
患者を見殺しにできないジュンは診察し、自分のお金で薬草を買いに行
かせ、自分の指を切って血を飲ませたりした。
薬には毒性があり、取扱いが難しいのでジュンが煎じる。
母を診てもらい喜んだ男は「馬を調達する」と出かけたが捕まり、ジュ
ンまで役人に捕まってしまう。ジュンに診てもらった村人達が集まり、
訳を説明してくれジュンは釈放される。
役人が馬を貸してくれるが、馬が暴れ落ちて気を失う。会場まで辿り着
くが、科挙が終わる頃だった。門前払いをくらわされ、途方に暮れる。
一方、ドジは合格。
ジュンは受験出来なかったため、また村人の所に戻り患者を診ていまし
た。ジュンが科挙に遅れた理由(他の医員が見向きもしなかった患者を
自分から名乗り出て治療し遅れた)が公になる。
ユ医員はその事実を知り、息子が患者を無視した事が分かり怒る。
「患者を見捨てて手にした合格証は何の意味も無い。医員は出世、金儲
けではない。金儲けしたいなら商人になれ」と息子を叱る。
考え方の違いから親子の溝が深まり、疎遠になってしまう。

科挙に行ったままジュンが戻らないので心配していたダヒは、村人を治
療しているジュンを見て感動。一瞬でもジュンを疑った事を悔いる。
ジュンの良い噂が広まり、ダヒとジュン母の商売も繁盛します。
科挙より患者を優先させたジュンは、またユ医員の所で働く事を許可さ
れます。

ユ医員は、胃がんを患っていますが内緒にしています。ついにバレて、
ジュンは治療法を探しますが、ユ医員はジュンに自分の体を解剖して、
今後の治療に役立ててもらおうとします。
ジュンは、科挙に首席合格。

ユ医員は死ぬ前、イェジンに「ドジと一緒にいてくれ」と頼みます。
(息子がイェジンの事が好きだし、しっかり者のイェジンに支えてもら
 おうと思った)
イェジンは、ドジの元に旅立ちますが、ドジは違う人と婚礼をあげてま
した。イェジンが近くにいる事を知ったドジ母は、手下に襲わせますが、
捕盗庁の従事官(ジョンミョン)に助けられる。ジョンミョンの口利き
で、医女として働かせてもらう。
一方、宮中に配属されたジュンは、身分の高い患者の診察に行き、通常
の診察をして帰る。しかし、診察とは名ばかりで、上官のご機嫌伺いを
して高級な薬材を貢ぐことが習わしとなっている。いくら説明しても納
得しないジュンは、宮外に異動させられる。
そこには、イェジンがいた。また、昔のように一緒に働く事に。

自分が陥れられた憎い相手でも、分け隔てなく一生懸命治療をするジュ
ンを改めて慕うイェジン。
宮中で校理が殺された。ドジは糖尿病が悪化したと言うが、ジュンが調
べたら毒(斑猫)だった。ジョンミョンに報告すると、内密に調べるよ
うに依頼を受ける。ジョンミョンはイェジンに好意を抱いていたが、心
の中にジュンがいる事に気付く。ジュンに、イェジンの気持ちを伝える
が、彼は全く気付いていなかった
校理を殺した黒幕は、朝廷の人事権を操っている吏判だった。
しかし、逆にジョンミョンが反逆罪で捕まってしまい処刑される。
医女のイェジンが処刑場に毒薬を運ぶと、ジョンミョンがいました

王の第一側室(恭嬪)の弟が病気(口眼咼斜)になる。担当医のドジは、
「医員は、病気の時だけ呼ばれ、治せなかったら罰を受ける。5日で治
る病気を7日だと告げて早く治せば感謝される」と嘘の診断を下す。
しかし、治らないためジュンが診察すると、口眼咼斜の他に反胃を患っ
ていた。ドジや御医は「口眼咼斜だけ治療して、反胃の事は伏せてくれ」
と頼みますが、ジュンは断わる。(ドジ達は、診療ミスを隠したい)
ジュンは、恭嬪に「御医とユ主簿の指示で反胃の治療をしている」と上
手くごまかしてあげる。
わがままな恭嬪の弟に、物を投げつけられても治療を続けるが、約束の
日までに治らなかった。ジュンは処刑場に連れて行かれるが、処刑ギリ
ギリで「治った」という知らせを受け免れた。

ジュンの昔を知る従事官が出てきました。密貿易した過去と両班のダヒ
と結婚した事がバレたら国法破りで処刑される。
疫病が流行し、そこに派遣されたジュンと従事官。ジュンは、自分から
打ち明けますが、疫病の治療法を見つけるまで、働かせて欲しいとお願
いする。ジュンの同僚からも頼まれていた従事官は、猶予を与える事に
した。疫病が終息し、牢に入れられるが、恭嬪が王に直談判。
ジュンの才能と功績を認め、赦免された。

恭嬪が病気になり、ジュンが治療する。
ジュンに「王子を頼みます。健康を診るだけでなく、深い人柄で王子の
成長を見守ってほしい」といい残し息を引き取る。
ジュンは、恩師の言葉を思い出します。「人の命を扱う仕事は、どの職
業よりも高貴な事。しかし、最後の1つが欠ければ真の医員とは言えな
い。それが愛。世の中が求める医員はだた1つ『心医』だけだ」と。

第2妃の息子(信成君)が病気にかかりドジが担当。病状は悪化してい
くが、王には快方に向かっていると嘘をつく。
責任を取りたくないドジは、ジュンに引き継いだ。
膿がたまり、命が危険な状態だったが、ヒルで血と膿を吸い出し、完治。
ジュンは、今までの功績も含め、内医院の御医に任命された。
これで身分が両班になり、ジュンの息子も大科を受けれる事になる。

戦争が始まり宮中も避難する事になるが「避難場所に医書を持って行こ
う」と言うジュン。しかし、重い物を持っては避難できないと断わられ
る。1人で医書を荷造りしていると、数人が一緒に運んでくれた。
医書を運ぶ為に出発が遅れ、王はジュンが逃げたと思ってしまう。
王はドジを選び、ジュンは世子の担当になる。
王と一緒に行動していた信成君が急病。ストレスだというドジだが、良
くならない。「あなたの知らない病気では?」と言われ、医書を探そう
とするがジュンの所にあるのでした。信成君は死んでしまう。

その後、殿下の命を救ったジュンは、大臣と同じ扱いを受ける。そして、
殿下の針治療はドジに担当させ、名誉回復させました。
(自分はドジに陥れられたのに、救ってやる)
ジュンの出世を妬む者が「医女(イェジン)と恋仲だ」「愛人の子供だ」
と噂を流します。イェジンは王に呼ばれ、子供の頃の生い立ちから正直
に話します。王の誤解は解け、ジュンは大臣に。
イェジンは、ジュンに迷惑がかかるので宮廷を出ます。

光海君が病気になり、ジュンは病を治すため、ヒ素を混ぜた薬を出すが、
検匙が変色し大問題になります。(ヒ素で毒物反応がでた)
しかし、医薬効果を説明するジュンを信じる光海君は飲み干し治ります。

ジュンは、民が戦いで死ぬより、病気で死ぬ方が多いと気付き、医書を
作ろうとする。
そんな時、ジュンは王を殺す(政治的な思惑)ように頼まれますが、聞
き入れない。ドジは「医書も完成間近だし、命を粗末にするな」とジュ
ンを説得しますが「道を外してまで、医書作りをする事はできない」と
断わります。
王は死ぬ前に、伝位教書を書きますが、臣下が隠してしまう。
(臣下は、3歳の大君を即位させて、自分が権力握ろうとする)
ジュンは、伝位教書があると話す。王が崩御し、光海君が即位した。
王の崩御により、主治医であるジュンの責任は免れないが、光海君は今
までの御医の功績を認め、死刑でなく流罪を命じた。
殿下は、ジュンが不在の間、ジュンの家族を気にかける。

流刑先に、患者が来るが「罪人なので治療はできない」と言う。
しかし無理矢理頼まれ、仕方無くアドバイスをするのでした。
すると、口コミで患者が大勢やってきます。ジュンの見張りの役人も、
地元の人に頼まれ診療を受け入れちゃいます。
ある日、同僚のオグンやマンギョンが来て「医書は、ジュンの手で完
成させるべき」と医書を持ってきます。
「東医宝艦」が完成。

東の果てに流されても医書を完成させたジュンをねぎらい、宮中に連れ
戻す事に成功。ジュンを守れなかった事を詫びし、自分より長生きする
ように言う殿下。
ジュンは「医官の任務を離れ、師匠の故郷に戻り、病人を診ながら余生
を過ごしたい」と殿下に言うが「自分の傍に居てくれ」と頼まれる。
「貧しい病人が訪ねてくるのを待つのではなく、一緒に生きたい。師匠
との約束は、命より大切なものだ」と意志は固い。
「必要な時は駆けつける」と殿下と約束し、宮廷を出ます。

家に帰ると、母は死んでいた。
故郷に帰り、貧しい人たちを診ているが、民は食べる事もままならない
状態。ジュンは、自分達の食べ物を分け与えます。
飢えで死んでいると思っていた村に診察に行くと、疫病だった。飢えの
ため抵抗力がないのが原因の1つ。役所に行き、蓄えている緊急の食料
を出してもらうように言うが出してもらえない。
宮廷のドジの所に書状を出し、対処してもらう。
疫病が治まりかけた時、ジュンの体に異変が。
座って、病人に針の治療をしているまま亡くなっていた。

ジュンのお墓に、イェインが墓参りにきて終了〜。

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真面目な医療時代劇で、最初はどうかな〜?と思っていましたが、最後
まで飽きずに観る事ができました。
不思議と中だるみもなく、地味だけど良い内容でした。
医療時代劇といえば「チャングムの誓い」も有名ですが、陰謀が多すぎ
てストレスたまるんだよね〜。
ホジュンは、人間関係も複雑ではないし、理解しやすく良いドラマだと
思います。
ジュンの妻が、苦労しすぎなのは可哀想だけど。
(愚痴ひとつこぼさないのよ〜。偉い!


おすすめ度:★★★★☆
トキメキ度:★☆☆☆☆

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  1. 2014/06/30(月) 13:52:15|
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  4. | コメント:0
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